Tawagoto Club

ふざけふかざけべぇろべろ

吾が秋は ふざけ ふかざけ べぇろべろ

「ええ〜!?秋だってぇ?おめえなんかもう冬らぜ!そう、もうとっくに冬!百歩ゆずっても初冬ってえとこらろ」

「う、うるへえな、秋だよ、あーきー!おおたむだっつってんの!」

「なあに言ってんら、いいトシしやがって、なあにがアキだよ」

「これでもケンソン(?)してんらぞ、ホントは晩夏って言いてえくれえなもんらけどよ、ほら、オレってオクユカシイ人っつうことで有名なわけよ、だからなんつうか、あら〜あの人教養とか知性がニジミ出てるのね〜、ホントは夏真っ盛りなのにあんなこと言っちゃうんだ〜なんてよ、みんな言ってくれるにちげえねえんだから、よけいなこと言うんじゃなくてよ、この、ミゴトな俳句を味わえっつってんだ、ベラボウめ!」

「しょ〜がねえな、んじゃここんとこは譲って秋てえことにひてやるよ、今日はおめえん家で一杯やらせてもらってんらからしょ〜がねえや、わかったわかった秋てえことで許ひてやる」

「なんでユルひてもらわねえといけねえか全然わかんれえけど、まあいいや。ともかくだ、イイ感じらろぉこのウタ」

「ま、おめえはいつも酔っ払ってふざけてるわけらからよ、そのまんま詠んだてえことらろ、毎日まいんちべろべろらもんなぁ、ま、オレもだけろな、うぃ〜」

「ふん、なぁに言ってやがる、んだからおめえはシロウトだてんら、おめえみてえなヤツにゃ表面的な意味しかわからねぇんら、このタコやろ〜、ひぃ〜っく」

「なんだとぉ、んじゃこのくだらねえウタに、ろんなイミがあるてえんだ?なあにが”べぇろべろ”だ、笑わせんじゃねえてんら・・」

「おおぉ!く、くだらねえらとぉ!い、言いやがったな、それじゃ今からオレさまがこのウタの深〜いイミてえもんを言って聞かへてひゃるから、耳の穴かっぽじってよぉ〜く聞いとけよ」

「い、いや〜ベツにイイわ、きょうは間に合ってますんれ、てえところら、そんなにきょ〜みねえし・・うぃ〜」

「い、いーや、おめえは聞かなくちゃらられぇ、さもねえと目の前ぇの酒瓶、台所に隠ひちまうぞ、ひ〜っく」

「ほ〜、んでもそんらことしたらおめえも呑めらくらっちまうれ」

「へへ〜、ここはオレん家られぇ、呑みたくなったら台所ひっていぶんのブンらけ茶碗についでくらあ」

「なんらとぉぉ、い、言いやがったらぁぁ!お、おめえとオレはトモラチってひうよりも兄弟ぇみれえなもんらろ、ガキの頃からずうっとツルんれひた無二の親友てえやつら、生まれる時はベツベツれも死ぬ時もベツベツてえ仲らねぇか、それをなんら、オレには呑まさねえれ、ひとりらけ呑もうへえのか?」

「んらからよぉ、このウタのふか〜〜いイミを聞けぇてんらよ、ほのやろぉ!ほしたらゆ〜っくりなんべえれも呑まひてやるってハナシらろ〜、ありがてえと思いひゃがれ!」

「んん、な、なぁにおお!なんらそのウエからメセンろコンコンチキひゃろぉ!おお、ふぁかった、ほんな了見のヤァツとはこんりんらいきょうらいれもともらひれもねえ、もう帰ぇる、ああ、もうけえる・・」

「えぇぇ、けぇ、けぇ、けぇ、帰ぇるこらあねえらろ、オ、オレが初めて書ぇたウタをオショウさんじホメれもらったんれ、きょうでぇのおめえによぉ、聞いてもらっれよ、おめえにもホメれもれえてえつうだけのよ、そぉゆうことなんらからよ、けえるなんてひょ、ほんなころいわねえれよ、けえるけえらねえはゲイシャのトキにいうコトバっつうじゃれえかよ、ま、もいっぱいヤれてんだよ」

「へぇ、へへへぇ、そうゆうことらねえかと思ってたんられぇ〜きょうれぇ、よ〜〜するにら、うめえさけ呑んれ、よ、酔っ払ってびょぉぉ、べぇろべろてえことらろぉ〜〜?」

「んまあ、ほ、ほ、ほぉんなところららぁ、きょうはホンロぉにべぇろべろららぁ」

「んあぁぁ、ふぃ〜っく・・ほんろにほんろにらぁぁ、べ、べぇろぉぉ、べぇぇぇろぉらぁらぁ〜〜」

「はは、はのしひぃらぁぁ・・」

「ふぁはは、は、はのひぃぃらぁ〜〜ひぃぃ〜っく」

「へ、へんりょ〜ふ〜るふるぅはわっれるらぁぁ〜」*

kuuhaku


酔っ払うもの・・いろいろありますね。

オススメはですね・・

ホトケ、カミ、真理、法悦、念仏、存在、愛、光 、歓喜、ニルバーナ、恩寵、大
慈悲 etc・・

こういう種類のモノは永遠性があって、そらもう極上のシロモノというやつです。
オススメいたします。

もちろん酒などもケッコウなものではありますが、飲み過ぎると次の日ヤバかったりしますし、その気持ちよさは一時的なものです。

また、違法薬物などに代表されるモノは、中毒になったり、病気になったり、ケイサツにご厄介になったりします。

カラダやココロに悪いものが多いのでヤメといたほうがよろしいかと。


*注:「へ、へんりょ〜ふ〜るふるぅはわっれるらぁぁ〜」
なにを言っているかおわかりでしょうか?酔っ払いの気分になってじっくりお読みになるとお分かりになるかと存じます。 合掌

kuuhaku

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