Tawagoto Club

潜んでいるね

潜んでいるね

観ていると

潜んでいるのが見える見える

だからマインドさんはズル賢いって言われちゃう・・あはは

すぐに尊敬されたがる

すぐにヒトカドの者だと思われたがる

なにかデキる人間だと思われたがる

そんなやつもいる

注目を浴びたがる

マシな人間だと思われたがる

そんなやつ

潜んでいるね あはは

「下手すると尊敬されちゃうぞ」
と言われて喜んでいたのもなんのその っははは!

これがマインドさんだ あはは

これが夢見というものだ あはは

マインドさんはすぐにやってきて

古い習わしのまま振る舞う

主人である「わたし」は此処にあるのに

主人である「わたし」は一度もいなくなったことなどない

にもかかわらず

あっという間にマインドさんはコントロールをしている

熟練のワザ 達人のワザ 見事なもんだ あはは

肝腎のご主人さまは眠っちゃっている
ただそれだけのことなんだけど

目覚めていないと

あっという間に夢の中へと引き戻される

そして「目覚めている」という夢を見はじめる

油断すればすぐに

油断すればすぐにマインドさんが支配する

油断すればすぐに観ることをやめている

あっという間にマインドさんの海に沈没して
溺れて 流れて 夢の中を漂う


「わたし」はここにいるというのに・・

kuuhaku

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