うつくしい うつくしい
ヒカリがうたになって
愛がうたになって
うつくしい うつくしい
それぞれ色鮮やかな花々が
喜びに満ち足りて
ひとつひとつが瞬いて
ひとつひとつが
遊びながら
踊りながら
歌いながら
咲き乱れてゆく
見たことのあるような色や
見たことのない色たち
大小様々 入り乱れて
壮大な錦を彩なす
大海のようなうねり
遊びながら 踊りながら
喜んでいる 笑っている
その煌びやかな芳香は
大千三千世界に遍満し
その有り余る大歓喜を風にして
何千何万というブッダを祝う
何千何万という
自由自在に飛び交う 光の玉を祝う
うつくしい うつくしい
安らいでゆく人々は
永く永く瞑っていた霊の眼をあけて
遠い昔から望んでいた彼岸は
まさに
今 此処にあると気付く
祝祭は果てしなく
歓喜は果てしない
ヒカリはうたになって
うたはヒカリになる
愛は歌になって
歌は愛になる
いにしえから語り継がれた
ホトケの大慈悲 カミの大愛
その不可思議を
大いに祝うその時
それは今
まさに今
霊の眼で観
霊の耳で聴く
無限に降り注ぐ ヒカリの踊り
無限に湧きあがる 愛の歌
うつくしい うつくしい
kuuhaku
kuuhaku