光と音のシャワー
降り注ぐ 降り注ぐ
湧き出る踊り 湧き出る踊り
神秘の音 自然のまま
至善無為に出でる 神秘の光と音
空(くう)の出口から噴出しては
踊り出す不可思議なシャワー
からみあって 踊りあって 歌いあって
生そのものが 生命そのものが
むうううぅ とうねって
くるくるくるくる と回って
ふぅぅぅぅむ と湧きあがる
不可言 不可識 不可知
法悦 エクスタシー オーガズム
恩寵 サマディ ニルバーナ 極楽
心と身体は巻き込まれ溶けてゆく
なんと嬉しい なんと美しい
なんという楽しさ なんという喜び
このうえない このうえない
調和のような 不調和のような
無為至善に 自由無碍に
得も言われぬ交響を奏でている
色とりどりの光の玉が
とめどなく中空から降ってくる
初めて観るような 大小色とりどりの
それはそれは美しい光の玉
遊んでいる 戯れている
それはそれは美しい極彩色の光たち
それぞれが重なりあっては離れてゆく
そのすべて そのすべてが
こころとからだのすみずみに
それはそれは極細の
原子の奥 素粒子の奥
玄子の奥 光子の奥
ほのかな波動の奥の奥
浸透して 浸透して
染みわたってゆく
そして
お互いに溶けあって それぞれが消え
不二の世界に還ってゆく
音と音 光と光
音と光 光と音
おととおと ひかりとひかり
おととひかり ひかりとおと
誰でもないもの ただ踊る
そこには誰もいない
踊りがただ起こっている
ただ美しく ただ輝いて
ただただ
あるがままに
kuuhaku
kuuhaku