不可思議光明
日の光 月の光 眼に見える諸々の光
日の光 月の光 眼に見えない幾多の光
これらすべてを遙か貴く超える
不可思議なる光明
森羅万象 山川草木 生きとし生くるすべての命
不可思議なる光明 照らしわたる
この不可思議なひかり
一切の陰を落とすことなく
ものみなすべてに浸透す
尽きることなく在り続く
尽きることなく在り続く
まさに・・ 有りて在るひかり
天地(あめつち)の大仕組み
生命の源 生命のチカラ
古より真理と呼ばれた聖なる脈動
愛とも言われ 慈悲とも呼ばれる
言うに言われぬ 吾等の名前・・
仏の命 阿弥陀のひかり
久遠実在 無限のひかり 無限の意識(こころ)
これを智る時・・無限の喜びとはこれのこと
善き心をも 悪しき心をも 方便をも
遙かに 遙かに 超え響く
壮絶なる努力をも 暗闇に沈む怠慢をも
遙かに 遙かに 見下ろして
意識の光明 深重なる煩悩 聖人聖者 濁悪罪業
これらもまた・・
ただ存在に吹き流れる風の如
彩り輝く絵のような
三千世界の いろ かたち・・
彼岸(あちら)にも在り 此岸(こちら)にも在る
何ものにも妨げられず 踊るように 歌うように
天空にも在れば地下にも在り
東にも在れば西にも在り
北にも在れば南にも在る
自由無碍なる法悦の音霊
自由無碍なる歓喜の風霊
自由無碍なる安らかな水霊
嗚呼 自在にあやなし 戯れて 無限に織りなす
嗚呼すべての源 不可思議光明
嗚呼 吾こそ 皆こそ
あれこそ これこそ すべてのすべてこそ・・
まさに まさに
不可思議光明 不可思議光明
我は存せず 大千三千世界有り
我は存せず 不二なる生命在り
音無き大音響(おおひびき)が鳴り渡る
終わり無き 不可思議光明
絶対歓喜の歌と舞踊(おどり)
無限の軌跡を描き 鳴り響き 脈動する
終わり無き 不可思議光明
ただ在りつづけ 照らしつづく
兆載永劫・・ただ此処に在る・・
ものみなすべて・・
すべては不可思議
すべては光明(ひかり)
kuuhaku
kuuhaku
kuuhaku