Tawagoto Club

サマサティ(自己想起)

サマサティ・・

すでに・・救われている
すでにわたしたちは無上の幸福を生きている
とてつもなく美しい生は片時も離れずここにある

だが 惰眠をむさぼり 
夢の中で右往左往しているわたしたちは
それを感じることができない

すでにある絶対の幸せ 
自らに携えている無上の喜びを
思い起こすことができないでいる

思い込みの観念・・
無意識が 
眠りこけたわたし達に悪い夢を見せ続けている

あたかもこれが真実なのだと 
あたかもこれが運命なのだと
ただただ・・錯覚している 
ただただ・・勘違いしている

自分は闇の中で彷徨っている・・
夢の中の自分はふらふらと
酔っ払ったように歩いている

すでに親しくなりすぎてしまった悪夢の中では
その眩い永遠の光を見ることは決してない・・

だが・・夢は幻・・
とことわの昔から在り続けているこの命
生まれもしない 死にもしない
ただひたすら輝いている吾は今ここにいる

ひとたび目覚めれば

このあからさまな真実は唯今ここにある・・

歓喜に満ちあふれた生が・・

限りなく降り注ぐ花々の祝福は尽きることがない
終わりを知らないとことわの祝宴は続いている

サマサティ・・サマサティ・・サマサティ・・

kuuhaku

関連記事一覧

PAGE TOP