Tawagoto Club

しんじる あがめる

誰かを 

または何かを

崇めて 信じる

信じるということは

まだ

全面的に信頼してはいない 
ということ

どこかに疑いがあるから
「信じる」ということになる

そこには努力が生じる

信じなければ・・というのは
ガンバらなければいけないということ

ふむふむ・・
ということは

ガンバって信じようとするそのエネルギー

それが萎んだり少なくなったりすると

後ろの方でじいっと待機していた「疑い」

そいつが
ここぞとばかりに

オレの出番だとでも言うように
グググっとステージの中心に躍り出る

なにせ 
ずうっと後ろの方で出番を待っていて

いまか いまかと 
エネルギーを溜めていた「疑心くん」のチカラ
それは
今までガンバって
信じようとしていた努力を

いともカンタンに
木っ端微塵に吹き飛ばしてしまう

自我 エゴ 
この無力なココロは
バラバラに分割されて

あたかも
満員電車のような

ごしゃごしゃとした
烏合の衆のような

まさに

これこそ

そうだ!

これこそ
まさにカオスというもの!


いっぱい いっぱい

人格やら 好き嫌いやら 善悪の基準 観念
もう もう 
たくさんの たくさんの

数多くのヒトたちが
ウゴメイている

ので

ひとつやふたつの人格や観念が
何かを信じようと ガンバってみても
他の意見の違うヒトたちが
許さなかったり ジャマをしたり

健気なひとりやふたりがガンバってみても
その努力が少しでもユルめば・・

そう

「努力くん」や「信念くん」

ココロのカケラの
ひとつやふたつやみっつ

それらがいくらガンバってみても

その他の反対意見たちが
同じようにガンバるので

その 努力する
ひとつやふたつやみっつやよっつが
元気な時はまだイイかもしれない

が しかし

当然のこと・・ 
だんだん 疲れてくる

なにせ

努力している内は
それに反対する
多くのエネルギーに逆らって
行かないといけない

それは当然の如く
そのうちに
疲れ果ててしまう

そんな感じだから
 
ハナから ムリがある

だから

そんなに ガンバれない

負けが決まっている戦い

そういうことだ

努力するエネルギーが切れてきても

なんとか そうではないように
取り繕うこともある

もう
本当は

信じるというエネルギーも
とっくになくなっているのに

さらに さらに
ウソをつくようになる

自我自身に
ウソをつく

負けは決まっているのに
まだまだ
戦っているような素振りをする

ハナから
虚仮だったのに

さらに
虚仮を上塗りしてゆく

もう

こうなってくると
なにがなんだか

もう

なにがどうなっているのか

ハナから
夢の中の無意識状態なので

ふらふら ふらふらと

努力のような 意地のような

そんな 振る舞いをしながら
ただ 息をしているような
ただ 心臓が動いているような

ただ 
カラダという生物が生きながらえているような

そう

努力は続かない
ココロはいつも無力
やはり 所詮は
エゴが作り出した虚仮だもの

所詮
夢の中の作り事

kuuhaku

kuuhaku

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