ふたつではないもの
相溶け合い
神秘の渦巻き
不可思議の風に乗り
天に昇り 地に降る
あれとこれ
光と闇
こちらとあちら
多様な色と形
無と有
生まれては消え
消えては生まれる
有りて在るもの
無くて不在のもの
微妙不思議な光模様
明るく暗く 大きく小さく 変化しながら
悲劇 喜劇 映し出され
やがて 中空へと帰る
物質の素 精神の素
入れ替わり立ち替わり
善きもの 悪しきもの
聖なるもの 俗なもの
正しきもの 邪なるもの
同じ光源より出でしチカラ達
それぞれのリズムを踊り その詩を歌う
互いに重なり
調和し 反発し
結ばれ 離れ
時に炸裂しては虚空に消える
鮮やかに錦を織りなす永遠の美
阿弥陀と呼ばれたこの生命
時空遙かに見下ろして
その自らを祝い喜び
この大響楽に戯れ遊ぶ
歌は阿弥陀 阿弥陀は歌
色や形のものはなく
ましてや姿の何処にある
全も個も二つに非ず
すでにその始めより
個も全も そこに何らの区別無く
ただ ひとつのもの
元の始めより
海は波 波は海
此処に居るもの 今此処に在るもの
あえて「自分」と言うならば
これこそまさに阿弥陀仏
三奉請の詩は言う
阿弥陀 釈迦 十方如来
すべての仏 此処に在れ
意識の鏡に真理の写る
すでに今此処 宴の続く
すべては此処に在ると智れ
すべては此処に居ると智れ
嗚呼 大いなる祝宴は
そのすべての始めより
終わることのない祭り
貪欲 怒り 愛 憎しみ 尊敬 蔑み
悲しみ 悦び 絶望 希望 傲慢 謙虚
支配 隷属 虚偽 真実
優越 劣等 裕福 貧困 有能 無能
尽きぬ煩悩 無明無灯の闇の夢
観ているものは此処に居る
観ているものはこの「わたし(無量光)」










