99,4月〜6月アサンガ来日日記

 4月10日(土)デルタの97便でアサンガ師が来日しました。いつものように拙僧は成田空港にお出迎えっす〜!!!

天気は曇っておりますが、ワタシのココロは日本晴れ!ってなもんで愛車のエンジンと一緒に歌いながら成田空港に向かいました。
これで3回目の「お迎え」なんですが、毎度「トキメク」もんでありますな〜。飛行機が40分ほど遅れ、3時半頃いつものように大きなバッグを3個、キャリーに載せて到着ロビーにお出ましでありました。
ホームページも作ったことだし、今回は写真を撮ってアップしょうと思い、デジカメを持っていったんすが再会のヨロコビにすっかりそんなことは忘れてしまっていた拙僧でありました。そういうことで空港での写真はありませんです。

 4月11日(日)荻窪の菜食インド料理店「ナタラジ」にてウェルカムパーティがありました。

「ナタラジ」でのウェルカムパーティはここのところ恒例になった感がしますが、今回はいつもより多い総勢20人を越える人たちが集まり、賑やかに楽しいひとときとなりました。

楽しいパーティ 参加者の質問に答えるアサンガ




 4月29日(木)〜5月5日(水)八ヶ岳自然文化園にて瞑想会「Silence,Enlightening Retreat」楽しかったよ〜!!!

春真っ盛りの八ヶ岳自然文化園にて7日間の瞑想グループが行われた。
この7日間という超贅沢(?)な余裕たっぷりの日程を使って、アサンガ老師のリードのもと、ハイキングあり、観光あり、アイスクリームあり、アサンガ自ら作るミックスジュースあり、静寂あり、踊りあり、とバラエティにとんだ「遊び」を楽しみながら「自らの内側」にふか〜く入っていったのでありました。

アサンガ師はこの会のなかで、「日本人は様々な製品を作り出し、世界に送り出しているが自分で作ったはずの物を楽しむことが出来ない。相変わらず働いているばかりでその製品を楽しむのは専ら外国の人達ばかりだ。」と言っていましたが、正にそのとおり〜!!参加者は彼と一緒にアイスクリームを食べたり観光をしたりして「自分を楽しむ」事を学んだ(?)のでありました。アサンガ師曰く「これが禅の十牛図の十番目の絵だ。」そうです。


今回は医療関係者(お医者さん、看護婦さん、検査技師等)、いろんな会社の社長さん、坊主2人、学校の先生、サラリーマン、子供等々サマザマな人たちがアサンガ師の叡智、光を求めてやってきました。
いつも思うことですがアサンガ師の瞑想会にはバラエティにとんだ多くの人たちが参加します。それは彼の光と体験にもとずく「あの世的なもの」と「この世的なもの」の出会いによる絶妙な世界を見てみたいという事なんじゃないすかね〜。



天気がよいので屋外でセッション 立場川にてくつろぐアサンガ師

楽しかったっす〜!!!感動したっす〜!!!よかったっす〜!!!

今回も「自分の内側を観る」ことによって、いろんな事に気付き、いつの間にか忘れていた事を思い起こさせてくれました。
OSHOの語ってくれた「あなたはもうすでにそれだ。何をすることもない、何処へ行くこともない。もう少し明晰になればいいだけだ。」
そして拙僧の最初の師である故白井伸明師が時に触れ、語っていた「もう既にそうであるのに、何故そうなろうとするのだ。」
そう!忘れたとまではいかないけど明らかにいつも意識していないそれらの金言!そうなんだよ、そうなんだよね〜!!!はらはら(涙の流れる音)
これから仏性を得るのではない。もう自分はそれなんだ。これから何かになるんじゃなくてもうすでにそれなんだ。
だいじょ〜さんは相変わらずオロカモノですがそいつは「だいじょ〜さんであって自分じゃない!」ってなもんですわ。
ああ楽しかった〜!!!

5月15日(土)、16日(日)長徳寺にて瞑想会。これまたよかった〜!!!

5月13日(木)にアサンガが長徳寺にやって来た。寺に来るのは3回目。最初に来たのが去年の今頃でした。あれからハヤ1年・・、時の経つのは早いっすね〜。
今回の瞑想会はスタッフをいれると28人にも及ぶ大盛況ぶりでした。いつも思うことですが寺での瞑想会というのはまたヒト味違ったもので、なんともいえない宗教的雰囲気のなかで進行していきます。アサンガのリラクゼーションが参加者にも伝わり、質問も宗教的なものから実生活の悩みに至るまで、ありとあらゆるものがありました。
アサンガは「瞑想は起こるもので行うものではない。」といつも言いますがその「瞑想が起こる」スペースを作るために内側に抱えているいろんなもの(悩み、疑問など)を明らかにし、その一つ一つを見て行くことによって内側を静かにしていきます。そのために参加者の多岐にわたる質問を受け、そしてその質問が質問者の内側のどこのスペースから来ているのかを明らかにし、スルドクまた、ユーモアに溢れ、答えていきます。

アサンガ曰く、「最初はみんな気取っていたりして宗教的なことや瞑想的な質問をしたりするが、ジッサイ我々が抱えている問題の殆どはもっと現実的な部分にある。和尚は言っていたがマインドの殆どを占めているのはお金、セックス、そして名誉(欲)だ。それらの事柄が常に我々のマインドを駆けめぐり、本当の自分に目覚められないでいる。だからそれらの我々が抱えている問題に直面するべきだ。それらがクリアにならないうちは内側は鎮まらない。」
そんなようなことなんで仕事の上での悩み、お金のこと、恋人のこと、夫のこと、妻のこと、家族のこと等・・の質問が出ると「これがリアルな質問だ。」とヨロコンデ(?)いました。まあ、リラックスしてオープンでないとハズカシくってリアルな質問なんてナカナカ出来ないっすよね(笑)。

本堂でセッション

リアルな質問(?) う〜ん!宗教的〜!瞑想的〜!

このアサンガというヒトと一緒にいると不思議なことに彼の発するエネルギーを受けるんでしょうかシアワセな気分になります。
こちらが聞かない限り答えない。智慧も徳も光も決してヒトに押しつけない。ただ普通にそこに居て、ただ楽しんで生きているというような感じがします。そして受け入れる準備のあるヒトがそばに近づくとその恩恵に浴する・・・。野に咲く花のように・・・。普通。ふつう。フツウ。
家の中にいるとなんか親戚のおじいちゃんが来ているみたいっす。彼がリラックスしているもんだから家族のみんなが彼をお客さん扱いしないんすよ。時々コンナコトデイイノカネ?なんて考えるくらいっす。
遊びに行くのが好きで瞑想会がない休日は休まず(?)どこかに出かけます。そりゃもう元気元気!拙僧も今回は富士山、あきる野のパルバ氏の家、丹沢へとオトモさせてもらいました。ある時拙僧は彼に「休日の方が瞑想会の時よりビジーだね。」と言ったら笑っていました。「起こること」にまかせて楽しんでいるとこんなアンバイなんでしょうね〜。

 参加者(八ヶ岳、長徳寺)のショート体験談をちょっとご紹介っす。

え〜、先ずハジメは福井県の宮川さん。彼女は八ヶ岳に参加した病院の元婦長さんで去年福井は題目堂での瞑想会ではじめてアサンガに会い、ハマッテしまったご様子です。以下はファックスで送ってもらったものを原文のまま掲載します。

八ヶ岳自然文化園での1週間は本当に楽しく、又大きな体験の日々でした。自然の景色の美しさにも心洗われました。
その後私の日々はただ見ているだけで実験の結果が現れ、驚くほど変化が感じられ風の色合いを楽しむ日々です。


2番目は長徳寺に参加した鷲尾さん。土曜日だけの参加でしたがゴリヤクがあったみたいっすよ。

残念ながら一日だけの参加でしたけれど、ああいう 質疑応答形式の瞑想会は初めてでしたし、 何だか、とってもリラックスしたみたいで、 月曜に職場にいったら、なんか元気ね〜なんて言われてしまいました。 まだ余韻があるというか、電車の中でも 一人でにやにやしたりして、自分でもちょっと 無気味です。

 6月2日(水)アサンガ師は今回も多くの気付きと喜びを残し、一路アメリカへと飛び立って行きました。

あ〜!オモシロかった〜!今回もいろんなことがありました。
わかれることはつらいけど〜♪なんてえウタが昔ありましたがサヨナラするのはちとツライ・・。これもマインドのイタズラってか〜・・。じっとナガメテ見てごらんってなもんであります。
わかりましたよワカッタヨ!ひとりであることこれがキホン。ヒタスラ目覚めて生きましょうコリャコリャ・・・♪

秋(10月)に再来日の約束をしてくれ、5時35分発の飛行機でアメリカはポートランドへと向かいました。引き続き今週末からアメリカで瞑想会をやるそうです。そのあとドイツに帰ってそれからイタリヤだっけかな?これからもほとんどの週末はスケジュールがつまっているようでいそがしそうであります。
いや〜だけど元気ですよ〜!食べることは好きみたいなんすが食べる量はフツウの三分の一ぐらいなんじゃないすかね。(フツウというのはどの位かはサダカではないすが)それでもってあの活動量!!!何か他のエネルギーで動いているんではないかと思ってしまうっす。

ともあれ、今回もまたまたすんご〜く楽しかった。嬉しかった・・・。瞑想会に参加してくれたウツクシイ皆さんありがとうでした。次回もまた会いましょう。
自分の内側で何か真実を見てみたいという「渇き」を抱いているヒト・・そう!そこのアナタ!次回の瞑想会でお会いしましょう。     合掌!

アサンガ師のプロフィール等を知りたいヒトはこちらっす。

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