インドでのアサンガ師と拙僧

 インドはプーナ、アサンガ師の家に泊まらせてもらったっす〜!

プーナ(現在ではプネーというのが正式な地名らしい)の空港までアサンガ師が迎えに来てくれ、彼の友人の運転するアンバサダー(インドの国産車)に乗せて貰って約20分・・、着いたところがアサンガ師の家(正確に言うと彼の甥の家)。バスルーム付きベッドルームが4つある3階建てのお〜きな家でありました。

 インドで運転してしまった〜!

インドの道路はそりゃもう大変!道路は2車線でも4列ぐらい並んで走ってます。路地から車、オートバイ、自転車、人、オートリキシャ(エンジン付き三輪車)、リキシャ(自転車で引っ張るいわゆる人力車、語源は日本の人力車からだとか・・)犬、猫、牛、馬・・等々・・、いろんなものが飛び出してきたり、そりゃもう大騒ぎ〜!!
その光景を横目で見ながら「さすがの運転好きの拙僧もインドじゃ運転できないよな〜、ま、そんなことは無いからいいけど・・・。」なんぞと心中でつぶやいておりました。と、と、ところが〜!その翌日〜!プーナの空港に迎えに来てくれたアサンガ師はオモムロに「ところで大乘、運転免許は持ってきたか?」と拙僧に聞くではありませんか・・。「持ってるけど、どうして?」と不安と期待(?)の入り交じったココロモチで聞いてみると「車はあるけど運転手がいない、おまえ運転しろ。」と事も無げにおっしゃるわけです。空港からは彼の友人の運転で家まで行きましたが、荷物を下ろして和尚コミューンに行くことになり、早速車を運転すること(ハメ?)になったのでありました。さすが〜!我らがアサンガ師、ムチャクチャなことをノタマッてくださいます。
果たして日本の免許証で良いのか悪いのかもわからないまま拙僧はスズキの自動車「ZEN」(禅のことだそうです。チナミにSUMOっていう車もある)の運転席に座っていたのでした。
前述のように戦場さながらの道路に出ていったんすが、最初は緊張しておったワタクシでした。が、そこはそれ・・、生来のスリリング運転好きの拙僧はそのゲームのような「ドライブ」をいつしか楽しんでいたのでありました。 (つづく)

アユルベーダの病院に見舞いをかねてドライブ スズキの「ZEN」