伊藤潮氏のアルバム「Green Sleeves」

ジャズなのに「癒し」をテーマにした音楽・・他にあった・・?聴いたことないよね・・・。

長年の友人であり、拙僧のCD「天から花が」のアレンジ、プロデュースをしてくれたジャズミュージシャンの伊藤潮氏がニューアルバム「Green Sleeves」をリリースしました。
ベースに伊藤潮、ピアノに嶋津健一、石井彰、ドラムスに渡辺毅というメンバーが音を使って「癒して」くれます。

CD「Green Sleeves」
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伊藤潮 ushio-i@sj8.so-net.ne.jp
Green Sleeves

 拙僧は感動した・・(!)日頃あまりジャズというものを聴かないワタクシですが、こればかりはまんず驚いたっす。「素晴らしい」「美しい」等とホメ言葉は色々ありますが、どれを言ってみても物足りなさを感じてしまう・・
拙僧はいわゆる「ヒーリング系」の音楽は結構好きでCDも少なからず持ってます。しかし、最初は何となく気持ちいいし不思議な気分に浸れるようで一時期ハマッてたんですよ。でも時間がたつにつれ何となく薄っぺらなものが多いような気がして飽きてしまいました。
生音を使った作品は今でも聴けるクオリティを持ってますが、電子音だけの(もしくは中心の)ものが多く、拙僧にとっては「飲み過ぎた風邪薬」の如く咳もタンも止まらない・・ようなモノになってしまっていた訳です。(たとえがわかりにくい・・御免)
そこで今回ご紹介の「Green Sleeves」なんすが、ピアノとウッドベースのデュオ(曲によってドラムスが入る)というシンプルな編成で、「ジャズ」をやってくれてるんすが、いや〜、アコースティックな音、そして研ぎ澄まされた感性と技術、魂・・すんばらし〜です!!!

特に拙僧のお気に入りは嶋津健一氏のピアノ・・
なんともいえない美しさ・・時には水のように(よくヒーリング系音楽ではサンプリングした川のせせらぎや海岸の波の音が使われていますが、これでは必要ないね・・)時には火のように・・もうピアノじゃないんでは・・とも思えるほどの微妙な・・何かを越えたモノを感じさせてくれます。よかったら聴いてみてください。

 

伊藤潮氏にこの「Green Sleeves」のコンセプトを語ってもらいました。

 ジャズはセラピーだ!

近年わが国においても、ミュージックセラピーという言葉をしばしば耳にするようになりました。
それに伴い様々なソフトも目に付きます。ところでわが国のヒーリングミュージックのソフトというと、既存のクラシックをランダムに並べたものや、自然音を録音した物、シンセサイザー物は多く目につきますが、ジャズは皆無と思われます。
その原因として、ジャズは難解で騒々しいという根深い偏見を感じざるをえません。しかし、世界の音楽療法の現場においては、あくまでも患者の個々に対応した高度な即興演奏であることからすると、これはある意味においてジャズといっても良いのではないでしょうか?
これらの思いにより、今回の私のアルバムタイトルは『Jazz Therapeutic 』と銘打ち、演奏内容とその配列に妙があれば、ジャズは立派なセラピー音楽たりえる、というあたりに挑戦してみよう、と考えるに至った次第です。
朝の爽やかな目覚めと一日に向かっての活性化、また夜は一日の疲れの浄化と鎮静、このような目的で活用していただけるような作品を目指しました。
もちろんジャズ作品として高品質であることを大前提としていることは言うまでもありませんが、さらにジャズのもつ癒しの力を実感していただけると信じております。
                                  

伊藤 潮、拝