音楽は、音と静寂でできています。
音と静寂のタイミングやハーモニーによって、
音楽の味わいが創られていると言っても良いでしょう。
この静寂の空間は、音があってもなくても常に存在しています。
そしてこの静寂の空間は、古来「無」、あるいは「空」
とも表現されてきた、私たちの生命の本体でもあると言えます。
通常、音楽を聴くとき、私たちは音を意識するあまり、
この音楽の背景である、静寂を忘れてしまっています。
Music Meditationでは、音楽と共に、
静寂の空間をも味わうことを試みています。
そして、この静寂を楽しむと言うことは、
実は私たちの本性そのものを味わうことでもあるわけで、
忘れていた本当の自分に出会える機会にもなってくる
・・・というわけです。
古来からの瞑想の伝統でも、音楽を使ったメソッド(方法)は
多く存在し、「目覚め」を求める探求者たちを助けてきました。
Music Meditationでは、静寂と音楽とを楽しみながら、
本当の自分を思い起こし、出会い、
そしてそれを楽しむ機会を提供しています。